サティシュ悲しみの部屋

X:311.1 Y:484.3

キラーナ市場から少し進み北へと向かった山の麓。

ベルタワーにほど近い場所のその洞穴はある。



左には見張り台があり、中には電気を敷いているようだ。

入り口からすでに陰鬱で不穏な雰囲気が立ち込めている。

左上にはしっかりとは読めないが、「違反者や生存者は撃たれる」と書かれている。

奥へと進んでみる。

思ったより、暗くて狭い。

左を見ると急にひらけた場所に出る。

しかしあまりいい予感がしない、、、

案の定そこにあったのは遺体?や手枷、注射器やノコギリなど。

辺りには血が飛び散っている。

どうやらただ拷問されていただけではないようで、人体実験?のようなことが行われていた形跡がある。

奥にはふたつの牢屋があり、その横には文書が貼られていた。

素晴らしい仕事とはここでの人体実験?のことであろうか。

数週間キラットを離れることになったとは、ポールは定期的にアメリカにいる家族の元に帰省するようで、おそらくそのことであろう。

そしてサティシュとはどうやらポールの配下の伍長らしい。

少し戻ると上に行く道もあったので、進んでみる。

同じように牢屋が2つあり、前のテーブルには酒が置かれている。

横からベランダ式に先ほどの空間が見下ろせるようになっている。

監視するためなのか、酒を飲みながら楽しむためなのか、いずれにしろいい趣味ではない。

サティシュとは何者なのか、ここではなにが行われていたのか。

はっきりとしたことまでは分からなかった。

しかし何か確実に良くないことがこの辺りでは行われていたようである。


次回はもう少しこの周辺を探索してみることにする。


キラット国旅行記

南アジアのある小国に魅了された人間による、旅行記。

0コメント

  • 1000 / 1000